文芸思潮モダニズム

モダニズム

発祥
イギリス
年代
1900–1945
広がり
5 か国 / 19人

第一次大戦が価値を破壊すると、それまでの語りの枠組みでは現実を書けないという意識が広がった。時間は順に流れず、語り手は全知でなく、意味は与えられない。

一九二二年が象徴的な年である。ジェイムズ・ジョイスユリシーズが一日を七百頁で書き、T・S・エリオットの『荒地』が文明の廃墟を引用の断片で組み立てた。同じ年にマルセル・プルーストが死んでいる。意識の流れという方法が、示し合わせたわけでもなく複数の国で同時に現れた。

ドイツ語圏ではフランツ・カフカが説明を欠いた不条理な世界を書き、ローベルト・ムージルは完成しない大長篇に取り組んだ。

日本では横光利一川端康成新感覚派がこれに呼応する。感覚を直接文にするという方法意識は、ヨーロッパのモダニズムと同時代的だった。

この思潮の作家

国ごとにまとめている。同じ思潮が国境をまたいで広がった範囲がここに出る。

日本 3人

フランス 3人

イギリス 6人

ロシア 2人

ドイツ 5人