日本文学
通史を読む日本文学の全体を、一続きの読み物として通す読みはじめる →時代から読む
上代600–794文字を持たなかった言語が、外から来た漢字で自分を書きはじめた時代。漢字から意味を剥ぎ取って音符として使い倒すとい…中古794–1185仮名が発明され、そして「格下の文字」とされたことで、かえって文学が生まれた。男が女のふりをして日記を書き、女たち…中世1185–1600貴族の仮名文では戦と死を書けなかった。漢語の硬さと和文の流れを混ぜた新しい文体が生まれ、琵琶法師がそれを声で運ぶ…近世1600–1868本が商品になり、読者が町人になった時代。金と色に振り回される人間が主題になり、俳諧が芸術に変わり、心中事件が一月…近代1868–1945西洋の小説を輸入しようとして、書くための日本語がないことに気づいた時代。言文一致という言語の作り直しから始まり、…現代1945–2026敗戦で価値が全面的に崩れたところから始まる。焼跡の混乱、高度成長、そして世界文学としての日本語。二人のノーベル賞…