啓蒙思想
- 発祥
- フランス
- 年代
- 1700–1800
- 広がり
- 3 か国 / 12人
十八世紀に入ると、書くことの目的が変わる。文学が体制を批判する道具になった。
モンテスキューは『ペルシア人の手紙』で、外国人の目を借りて自国の慣習を奇習として描く方法を作った。ヴォルテールは生涯を論争に費やし、カンディードでは主人公に災難を浴びせ続けることで楽天論を破壊した。ドゥニ・ディドロの『百科全書』は、項目の配置と相互参照を使って検閲を潜り抜けながら批判を忍び込ませている。
ジャン=ジャック・ルソーはこの流れの中にいながら方向が違った。『社会契約論』は革命の理論的源泉の一つになったが、同時に『告白』で自分の恥ずべき部分まで書くと宣言した。これが十九世紀のロマン主義へ直結する。