文芸思潮古典主義

古典主義

発祥
フランス
年代
1630–1750
広がり
3 か国 / 12人

規則が芸術を殺すのではなく、制約こそが強度を生むという考え方に立つ。観客が信じられる嘘の範囲を限定すれば、その中で起きることの密度が上がる。

フランスでは一六三五年のアカデミー・フランセーズ設立以降、国家が言語と文学の規範を管理した。演劇には三単一(筋は一つ、場所は一つ、時間は一日以内)が課される。ジャン・ラシーヌフェードルはこの制約の中で、逃げ場のない密室を作り上げた。モリエールは喜劇でこの体制に触れ、『タルチュフ』は五年間上演禁止になっている。

ドイツでは十八世紀末にヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテフリードリヒ・シラーがワイマールで古代ギリシアを範とする古典主義を展開した。これはフランス古典主義とは別系統で、時期も百年以上遅い。同じ「古典主義」の語が指す中身は国によって違うので注意が要る。

この思潮の作家

国ごとにまとめている。同じ思潮が国境をまたいで広がった範囲がここに出る。

フランス 7人

イギリス 3人

ドイツ 2人