文芸思潮シュルレアリスム

シュルレアリスム

発祥
フランス
年代
1924–1945
広がり
2 か国 / 5人

第一次大戦への幻滅から生まれたダダの破壊衝動を引き継ぎ、アンドレ・ブルトンが一九二四年に『シュルレアリスム宣言』を発表した。

中心にあるのは自動記述という方法である。理性による監視、美的・道徳的な配慮をすべて外し、思考が湧いてくるままに書く。フロイトの無意識の理論が背景にあり、アンドレ・ブルトン自身が戦時中に神経医学に携わった経験を持つ。夢の記録、偶然の出会い、無関係な物どうしの衝突が重視された。

ポール・エリュアールは愛と自由を主題にした平明な詩を書き、ルイ・アラゴンは後に運動を離れて共産党の側から書き続ける。政治との関係をめぐる分裂は、この運動の歴史に一貫してつきまとった。

日本への到達は早い。一九二〇年代末から西脇順三郎が理論と実作を紹介し、瀧口修造が中心的な紹介者・批評家になった。ただし戦時下では前衛芸術そのものが弾圧の対象となり、瀧口は一九四一年に検挙されている。

この思潮の作家

国ごとにまとめている。同じ思潮が国境をまたいで広がった範囲がここに出る。

日本 2人

フランス 3人